ウェスレヤン大学は元来、ニューイングランド地方の、歌を歌う学校としてよく知られていた。しかし、1960年以降、残念ながら学内で歌を歌う習慣は少しずつ衰えていってしまう。 1981年、父も祖父もウェスレヤン卒というCharlie North('82)チャーリー・ノース(82年卒)が、再びウェスレヤンに大学歌唱曲を蘇らそうと発足したグループが、"The Wesleyan Spirits"「ザ・ウェスレヤン・スピリッツ」である。 ![]() スピリッツは、ウェスレヤン大学に数多く存在するア・カペラグループの中でも最も古く、今年21年目を数え、唯一の男声グループである。学校歌をはじめ、ア・カペラ曲、ポップス、ジャズ、外国曲など様々なジャンルの歌を歌う。2002年、サッカーワールドカップで、アルゼンチン共和国のサッカーチーム応援歌にもなったThe Boomの「島唄」や、アメリカの作曲家ヘンリー・C・ワーク(Henry C. Work)の有名作「大きな古時計」も歌う。(次の5枚目のアルバムCDにも入れる予定。)学期末の定期コンサートや他校のア・カペラグループとの交流が主な活動で、記念講演や卒業式典といった学校行事のなかでも歌うことがある。毎春、アトランタやニューオーリンズで、小・中・高等学校でのコンサートや路上ライブ、宿泊先や飲食店でのミニコンサートを行うのも大きな活動の一つ。
「大きな古時計」と「スピリッツ」 |
| 「スピリッツ」トップ | グループ紹介 | メンバー | ディスコグラフィー | 公式サイト |
| 来日公演 | 日程表(簡略) | 日程表(詳細) | 宿泊地 | レパートリー | 「大きな古時計」 |